世界的に猛威を振るい続けるコロナウイルス感染症。
介護分野への影響も大きい。デイサービスなど介護分野では、休業や利用制限という事態に追い込まれ、要介護者は在宅のみで介護を受けるケースが増えた。一方、要介護者の家族は在宅勤務になった人も多く、親の介護をおこないながら働いていたことは想像できる。
「空気ビジネス」を展開している「エステー株式会社」は、コロナ禍における在宅介護の問題やニオイについて「コロナ禍における在宅介護に関する調査」を実施し実態を明らかにした。対象は、20歳〜69歳までの在宅介護を行っている人だ。
調査した結果、在宅介護者の約半数が「在宅での介護時間が増加」したと回答。心身ともに介護ストレス、孤独感、仕事と両立する難しさなど様々な悩みを抱えていた。また、約70%の対象者がニオイを気にしていることが分かった。ニオイに対し、消臭剤や消臭スプレーを使用している介護者もいたが、介護用の消臭剤よりも一般的な消臭剤を使用している割合が多い。次に、ニオイの気になる場所で多かった回答は、介護している部屋、トイレ、オムツ用のゴミ箱だった。
消費者の悩みを解消すべく、2022年10月20日「エステー株式会社」は、尿臭・便臭をしっかり消臭する介護専用のゴミ箱用消臭剤「消臭力 エールズ おむつゴミ箱用」を新発売した。すでに、シーンに合わせた介護用消臭剤は販売されており、新しく追加した形だ。ニオイの原因はさまざまで、ポータブルトイレ用「エールズ 消臭力 ポータブルトイレ消臭シート」、部屋置きタイプで尿臭・便臭・ 加齢臭・汗臭・湿布臭など複合的なニオイを消臭する「エールズ 消臭力」などの商品がある。購入の際は、注意事項や使用方法をよく読み、シーンに合わせた消臭剤を選択する必要がありそうだ。
ニオイもストレスの一因だ。用途に応じて消臭剤を使用し、在宅での介護ストレスを軽減して欲しい。
コメント