介護福祉士を目指す学生への補助金に12億円の追加予算計上

介護ニュース

就学資金等貸付制度事業の安定的継続図る目的

厚生労働省は今年度の第2次補正予算案の中に、「介護福祉士就学資金等貸付制度」の財源として、新たに12億円を計上した。https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/newpage_15126.html

この制度は、介護・福祉人材の確保を目指す国の施策の一環として実施されている。原資を積み増し、事業の安定的な継続を図る目的だ。

この「就学資金等貸付制度」は、介護福祉士・社会福祉士の資格取得を目指し、養成施設等に在学する学生を対象に、就学資金を貸与(無利子)する制度。卒業後、介護業務や相談業務に一定期間勤務することで返済が免除される。

貸付額は以下の通り(いずれも上限額)

○ 入学準備金として20万円
○ 学費として毎月5万円
○ 国家試験対策費として4万円
○ 就職準備金として20万円

介護職として就職しなかったり他産業へ移ったりすると、これらは返済する必要がある。

申し込みは、各都道府県の指定する団体。

各都道府県の指定する団体の名称、連絡先、HPについては上記厚労省リンク中の申し込み・問い合わせ一覧表を参照されたい。

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