髪を切ったこと、気がつきました?

たかが髪、されど髪
ベラミの訪問カットをご利用中のお客様

突然ですが、ケアマネージャーさんやヘルパーさんに質問です。

最近、お客様の髪型が変わっていることに気がついた経験はありますか?

「あれ、髪型変わったかな?」

「前より髪の毛が黒くなったかな?」

とっても些細なことですが、この小さな変化に気がつける人ってスゴイと思うんです。

家族や友達ならまだしもお客様の髪型の変化にまで気がつくなんて、常日頃から注意深く観察されていないと難しいことだと思います。

さて、1つ目の質問で「気づいた!」と答えられた方に、もうひとつ質問です。

その時、「髪切ったね〜」と声をかけられましたか?

髪型の変化に気がつくということ

ベラミの訪問カットをご利用いただいた後、満面の笑みを浮かべたお客様

お客様に「髪を切った後、生活に何か変化はありますか?」と伺った時のことです。

そのお客様は「リハビリに行った時、散髪したことを気づいてもらえると嬉しくてね」と笑顔でお話しされました。

別のお客様に同じ質問を伺った時には、「ヘルパーさんの中には、あたしが髪を切ったことに気がついてくれる人と、気がついてくれん人がおるんよ(笑)」と笑いながらも少し不満そうにお話しされていました。

そうなんです、お客様は髪を切ったことに気づいてほしいんです。

髪型の変化に気がつくということは「あなたのこと、ちゃんと見てますよ」という意思表示。

さらに、「髪切ってさっぱりしたね〜」と一言でもいいので言葉として伝えてあげることでお客様は幸せな気持ちになってくれるはずです。

私たちだってそうでしょう?

こんなことわざをご存知でしょうか。

1日幸せになりたいなら、髪を切りなさい。
1週間幸せになりたいなら、車を買いなさい。
1か月幸せになりたいなら、結婚しなさい。
1年幸せになりたいなら、家を買いなさい。
一生幸せでいたいなら素直になりなさい

「1日の幸せ」を提供するのは私たち訪問理美容師の仕事です。

このことわざでは髪を切ったときの幸せは1日しか続かないようですが、周りの皆で次の日も、その次の日も髪型の変化に気がついてあげることで、幸せが長続きします。

これからはお客様の髪型が変わっていることに気がついたら是非声をかけてあげてください。

するとお客様にとってその一日が、いつもより少しだけ良い日になるはずです。

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